ピレネー山脈の麓、スペインとの国境近く、バスク地方という地域があります。
その黒豚は、一時は30頭まで激減してしまい、あやうく絶滅しかけのぎりぎりのところを、なんとか食用にできるまで頑張って育て、増やしてきたそうです。それでもフランス国内での消費が精一杯で、とても輸出できる量がないところを、日本の頑張り屋の商社さんが頼み込んで分けてもらってるそうです。その貴重な豚が当店にやってきました!!拍手!!
 だだっ広い牧場の1ヘクタールあたり10頭ほどしか飼育せず、水を飲むにもいちいち山に登って湧水を飲みに行くそうです。なので、運動量が多く、餌も豊富。ワイルドな豚です。
日本の豚に比べて、脂も薄く、肉はイベリコのような霜降りではなく、真っ赤っかです。牛肉でも豚肉でもフランスで珍重されるのは、“赤身がしっかり”して味があり、固いのですが、噛めば噛むほど味が出てくるお肉です。コイツはまさにそういう肉です。
 スタッフみんなで試食した結果は、”これは豚じゃね~!”です。別の生き物です。猪のような野性味溢れる赤身と臭みのない脂、ヒジョ~に旨いと思います。
例えるならば!日本代表蝦夷豚は“渡辺謙”!!こいつはジェラール・ドパルデュー!!
 名前を”ビゴール・ド・ノワール”といいます。