やはり火を通した牡蠣料理といえば・・・そうです!カキフライ!!私の地元でエビフリャー(海老フライ)と同様、カキフリャーと呼んでいるのかどうかは、また別の機会に。
 その昔、フランスの三ツ星シェフが、日本の講習会に招かれ、接待で連れて行かれたお店で“カキフライ”を食べ、そのおいしさにビックリ、自分のお店の牡蠣料理をすべてやめ、牡蠣のフライをメニューに載せたとさ。嘘のようなホントの話。
 カキフライはメイド・イン・ジャパンの素晴らしいお料理です。これに勝る牡蠣料理を私は知りません。なもんで、恥ずかしげもなく、カキフライをメニューに載せました。ちょっとフランス料理の技法を借りまして、“ベニエ”という発酵させた天麩羅の衣みたいな生地を使います。ソースはもちろんタルタルソースです。でもちょこっとだけカキと相性の良いバジルの香りをプラスしたタルタルソースです。
 先日、パリに行った際、有名なビストロでフランス人の老夫婦がテーブルよりデカイ銀盆に載せられた数え切れないほどの生ガキを無言のうちにあれよあれよという間にチュルチュルっと平らげた凄まじい光景が忘れられません。ちなみにフランス人の皆さんはムール貝なんかも生食いしちゃいます。ぼくには無理です。